秋田の人にとっては、おそらく一般的に「タイヤ交換の週末」であったであろう週末を、何やら解散後のバタバタのうちに過ぎ、週明けとなった。
当然、国政選挙において与えられる役割があれば微力ながら果たしていきたいとは考えているが、それはそれとして、12月議会がジワジワ近づいてきているわけで、今回、一般質問に立つことを予定している我が身としては、やや困ったことにもなっている。
選挙戦のスタート、つまり告示日が12月4日となったわけだが、ちょうどその日から3日間、秋田県議会は一般質問が始まる。
私自身の登壇日はまだ定かではないが、国政選挙選まっただ中での一般質問というのはいかにもやりづらいものだと頭を悩ませている。
国政は国政、県政は県政、と割り切れば良いのかもしれないが、いまどき、国政と県政が連動しない政策課題などもないわけで、原発政策、社会保障政策1つとっても、いずれも国政がどちらの方向に向かうかで、県政にも多大な影響があることは確か。
名前も覚えられないような「にわか政党」が、比例票を求めて乱立している。
なおかつ、それらの政党がまるでファーストフードで注文するように、「××反対、○○賛成、△見直しセットを1つ」という感じで政策を並べるものだから、これがまた有権者の方々にとってはわかりづらいことにもなっている。
いったい何が争点で、何が最優先なのか、そういうことさえ焦点がぼやけてきているのではないかと危惧しているのだが、その中でも、やはり秋田県にとっての課題や、秋田県の発展につながる政策というものが何なのか、は少し明確にしていきたいと思っている。
そういう国政課題と県政課題との関連の中で、少し佐竹知事に質問をしてみようと考えている。
そのほかにも、いくつか取り上げたい項目がある。
「時間が足りない」などという、どこかの地方議員が二言目には言うセリフを私も思わず言いたくなるような状況にもなってもきているが、質疑の質を落とさないようにしっかりと準備をしていきたい。