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平野美術館。

2014年10月25日

 国民文化祭が今月4日に開会してから、3週間が経過した。

 約一か月の開会期間であるから、残すところあと1週間余り、ということになる。

 私もこの期間中、様々な会場に足を運び「文化を旅」しているが、やはり仕事柄、進行などがスムーズが、お客や観光客の方々の反応はどうか、といった点がついつい気になる。

 会話なども耳に入ってくることもあるが、「秋田を見直した」などという声が聞こえてくることも何度かあり、これは大変嬉しく感じた。

 もう1つ、嬉しく感じているのは旧県立美術館である平野美術館が、この国民文化祭の期間中、写真パネル展示などを行い、自由に出入りできるようになっていることだ。

 平野美術館は、耐震性に問題があるとされ、それゆえに新たな美術館の建設が進められたことは記憶に新しいところだ。そして、当然に、新美術館に「秋田の行事」が移設されれば美術館としての使命を終え、あとは解体を待つのみという状況であった。

 しかし、様々な市民の皆さまからの声があり、「歴史的価値・文化的価値はない」と言っていた佐竹知事も、利活用の道を少しずつではあるが探り始めたようだ。

 私自身、「東日本大震災の際にもびくともしなかった建物であり、耐震性に問題がある、ということの根拠が明確でない。空調など様々な配管等の設備はかなりガタが来ているようだが、利活用できるかできないか、耐震診断さえも実施せずにあのすばらしい建築物を解体するのは惜しい。耐震診断を実施してほしい」と総括審査の場で佐竹知事に掛け合ったこともあり、今、平野美術館はその耐震診断を受けている最中となっている。

 耐震診断結果が出て、もうどうにもこうにもならない、ということであれば、これは解体を免れないという可能性も当然ある。

 しかし、私としてはあの平野美術館をただ解体するのではなく「人口減少・財政縮小していく地方自治体のおける大規模公共施設のリノベーションモデル」にしたいという気持ちを持っている。

 美術館としての役割を終えたとしても、別の新たな役割と命を得て、新美術館と一対の建築物として「秋田の顔」にできないものか、そんな思いだ。

 国民文化祭を通じて、多くの人々が秋田の伝統や文化、暮らしや営みを「再発見」をするだろう。そして願わくば、その中に、平野美術館の価値の再発見ということが入っていることを期待したい。

 まずは耐震診断結果を静かに待ちたい。

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職。
新しいステージへ挑戦。
現在
秋田市横森在住。

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