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決意を新たに。

2015年04月15日

 9日間の選挙を終え、本日、当選証書を県正庁にていただいてきました。

 私のような若輩者を再び県政の場に送り出していただき、ご支持・ご支援いただきました多くの皆さまにこの場を借りまして、心から御礼申し上げます。

 こうした御礼をしっかりと言えるようになったことは、非常に複雑で中途半端な「ネット選挙解禁」の流れの中ですが、ありがたいことです。

 振り返れば、私にとっては、2期目を目指す選挙ということで、本当に難しい選挙でした。国会議員のように華やかでもなく、市議会議員のように身近でもない、と言われる県議会議員。とかく、仕事や役割が見えづらいと言われる県議会議員としての4年間が、どのように評価されるのか、あるいは評価されないのか、そのことが自分自身としても全く分からず、正直、選挙が近づくにつれ、不安な気持ちが募っていました。

 終わってみれば、私としては望外の得票であり、このことはむしろ、有権者の皆さまの県政・県議会への厳しい目線というものの裏返しであると感じています。自転車で選挙をやり、秋田市内を自分の声と脚で廻り続ける中で、佐竹知事の県政運営に対して「ちょっと違うんじゃないか」「緩みや驕りが出てきているのではないか」というお声を多くいただきました。そして、それは裏を返せばそのような県政運営を許してしまっている県議会のあり方というものに対する、有権者の皆さまの厳しい目線というものがあったとも感じました。その意味で、県政に緊張感を、と訴えた私自身が、一期目以上に緊張感と責任感を持って、県政に向き合っていかなくてはならないと決意を新たにしているところです。

 一方で、私を含め、全ての当選者が重く受け止めなくてはいけないことは、止まらない「低投票率」ということです。この原因は、政権や政党、政策を選択する国政選挙と異なり、候補者個人を選択する傾向が強い地方議会の選挙において、各候補者がほとんど差異のない政策や理念を語り、言葉だけが踊っているように有権者から見られていることに大きな要因があるのではないかと私自身は感じています。

 自分たちの暮らしや街、仕事や子育てに深く関わる地方議員の選挙だからこそ、政策や事業について、各候補者が具体的に「賛否」や「意見」を明らかにして選挙に臨むことが必要ですし、アレもコレも、ではなく、アレかコレか、という取捨選択を有権者の皆さまにしっかりと示すことで、有権者の皆さまの関心や投票意欲を高めてもらえるのではないかと考えています。

 いずれにしても、民主党会派としては、現職議員が落選するという大変残念な結果となりましたし、思うように候補者擁立作業ができなかったことも事実です。私の選挙区であるこの秋田市選挙区においても、ギリギリまで新人候補者擁立を模索しましたが、結果として擁立することができませんでした。

 私個人としても、政党としても、もっともっと力を蓄え、政策を練り、存在感を高めていく努力を続けていきたいと思います。

 今後とも、皆さまのご指導・ご支援を心からお願い申し上げます。

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職し、秋田市長選挙に挑戦。
令和5年4月
政治家として再始動を決意。
現在
秋田市横森在住。

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