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雪下ろし。

2014年01月27日

   県南を中心とした大雪。昨年より雪下ろし中の事故で死亡する方が多い。

   とは言え、怪我などを含めた事故件数全体は、現在のところ昨年より少ないのだから、今年は昨年に比べ、事故件数における死亡割合が高いということになる。

   個々のケースはつぶさに分からないが、たまたま打ち所が悪かったということなのか、落ちたところが悪かった、とか、「たまたま」で済ませて良いものか、という気にもなる。

   毎月の県当局との県政協議会において、私から県当局に申し上げたことは、「中長期的な取組を」ということだ。

   県や各市町村では、除雪ボランティアを募って、単身高齢世帯などの除雪援助を行っているが、彼らは屋根の雪下ろしまでは行わない。シルバー人材センターに有償で依頼したとしても、これもまた屋根の雪下ろしは行わない。

   専門業者に依頼しようにも、人手が足りず各家庭が支払う人夫賃は値上がりする一方だし、お願いしてもなかなか来ないという状況だ。

   こうした状況を、「今年は大雪だから」の一言では済ませられない。

   高齢化と人口減少によって、中長期的に見れば、雪下ろしが困難な世帯は増えていくだろう。命綱やヘルメットを着用するとか、しないにかかわらず、だ。

   県や市町村においては、各家庭における事故防止のための普及啓発や安全管理の徹底といったことだけではなく、地域の自治組織における相互扶助を維持していくための財政支援や、克雪住宅の普及やリフォームへの助成、屋根の雪下ろしができる有償人員の確保・育成など、中長期的な視点での取組が必要であろう。

   

 

2013年を振り返る。

2014年01月01日

   2014年となった。

   政治家は年賀状を出すことが法律で禁じられており、旧友・恩人の方々への挨拶もままならない職業ではあるが、日々の活動を通して気持ちをお伝えしていこうと思う。どうか、失礼をお許しいただきたい。

    私にとって、2013年は公私にわたって本当に厳しい一年だった。

    衆院選の敗北後、県連幹事長となった。当時の心情を素直に吐露すれば、多分、寺田学さんが落選したことで誰よりもショックを受けたのは私だったと思うし、自分が幹事長になることなど、望んでもいないし、想定もしていなかったが、背を向けるわけにはいかないという思いだけで、大役を引き受け、知事選や参院選への対応に追われた。重責と一言で言ってしまうには余りあるほどの責任の重さで、結果も経過も含めて、自分自身の未熟さを痛感することとなった。

   県議としても、佐竹知事無投票再選という歴史的な出来事を挟んで、より一層、オール与党化が進み、県議会が社交場のような緩やかな空気さえ漂う中で、県民の皆様のために、との思いで、敢えて誰よりも厳しい姿勢で知事に迫り続けたつもりだが、そうした空気を振り払うまでには至らなかった。

   仕事以外の面では、お世話になった方や大事な方を何人も病で亡くした。仕事ばかりの自分だったが、人生とか健康とか、生きるということについて深く考えさせられた一年であったが、なかなか思うように実践できなった。

   かくして総じて厳しい一年ではあったが、しかし、得難い経験を積むことのできた一年でもあったし、一つの区切り、新たな変化、不変の思い、など、自分自身の中に様々なものが生まれた一年でもあった。それについては明日改めて書きたい。

   

   

 

 

 

地方版固定価格買取制度。

2012年07月25日

 岡山県真庭市。

 バイオマスタウンとして有名なこの場所を訪れた。

 豊かな森林資源と、それを背景とした世界でも最大規模の集成材生産量を誇る製材企業などが立地する中で、製材後のかんなくずや残材を、ペレットにする、あるいはバイオマス発電に活用する、といったことを行っている。

 同時に、家畜の糞などは堆肥化し農業に活用、家庭用の廃油の回収をしてBDFにするなど、森林資源の活用にとどまらない、「エネルギーの地産地消」を地域全体で取り組んでいる。
 こうした取り組みが全国的にも評価され、「バイオマスツアー」として全国から人々が訪れる。その方々からは料金を徴収し、様々な見学メニューを提供している。

 全体として、もちろん非常に参考になる取組であるが、私が最も関心を持ったのは、「バイオマス発電」であった。

 何と言っても、秋田県の森林資源だって立派なもの。大型製材工場も稼働を始めた。
 秋田で森林資源を活用したバイオマス発電がもっと具体化してもいい。

 真庭市には30社ほどの製材企業があるそうだ。
 木は山で切り出され、林道などを使って、それぞれの企業に運び込まれ、製材される。
 切り出された時点で、山には「林地残材」と呼ばれる残りものが、製材後には、当然、木材を剥いた後の「樹皮」や、削ったあとの「かんなくず」が出る。
 これらは全て、バイオマス発電やペレットストーブの原料などに再利用できるのだが、一番の課題は、これらを効率よく「集める」ことができなかったこと。
 山から残材を運び出すのも、各企業からかんなくずなどを運び出すのも「コスト」ということになる。

 そこで、真庭市では独自の「固定価格買取制度」を始めた。
 林地残材について、杉、ヒノキ、雑木など樹種ごとに一トン当たりの買取価格を決め、バイオマス発電所まで持ってきてもらえれば、それを固定価格で買い取るというものだ。
 今まで、お金にならなかったものがお金になる、ということでこうした残材がどんどん運びこまれるようになった。
 各企業で廃棄コストがかかっていた樹皮なども、バイオマス発電所に運び込めば廃棄コストが不要になる。ということで、これもまた集まり始めた。

 こういう地方独自の買取制度というものがこの全国でも珍しい、木材専用のバイオマス発電所の成立の背景にあった。

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職。
新しいステージへ挑戦。
現在
秋田市横森在住。

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