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梅雨明け

2011年07月11日

 溜息をつきたくなるような、悲鳴をあげたくなるような暑さが続いている。
 しかも、梅雨明け、だそうだ。
 例年より2週間以上早い梅雨明けとのこと。
 よりによって、という気がしてならない。

 どこもかしこも、扇風機が飛ぶように売れ、売り切れ御免の張り紙が目立つ。
 神は、この夏、我々日本人をとことん試そうとされているらしい。
 1つの地震が、1つの津波を起こし、日本のエネルギー政策を根幹から揺るがし、そして今、我々は、生活や生産の場で、ぶっつけ本番の「節電」に挑まなければならない。

 他県では既に2度、3度の全県節電実験などが実施されているが、本県ではまだ1度しか節電実験が行われていない。
 私は、先週閉会した6月定例議会で、「節電は各家庭での取組が成否のカギだと考えるが、その節電対策が他県に比べて取組が遅いのではないか。節電を県民の皆さまに呼び掛けるチラシですら8月上旬にできるというのでは夏が終わってしまう。もっとスピードを上げて取り組んでももらいたい。」と、知事に懇願した。

 ほぼ「予行練習なし」といってもいい状況の中で、各会社、各家庭での節電対策をしていかなければならないし、正直、「電気予報」と言われても、それは単に東北電力管内の総体量であって、それを新聞やインターネットで見る各個人、各家庭で、いかほど「ピン」と来るかは甚だ怪しいと言わざるを得ない。

 一歩歩くごとに、一息吸うたびに感じる圧倒的な暑さの中で、「節電」という漠然としたスローガンは果たしてどこまで太刀打ちできるだろうか。
 過度な節電は、屋内での熱中症をはじめとした様々な被害をもたらす可能性がある。
 平日の日中、各家庭でエアコンを使ったりする電力需要の多くは、おそらくは高齢者や、幼児・児童、そして、専業主婦の方などではないかと思う。

 たとえば、こうした方々が、家を出て、様々な公共施設や大型施設などに平日に集えるような仕掛けや工夫をしていくことで、日中の各家庭での電力消費がいくらかでも抑えられないだろうか。
 ピーク時に合わせた、無料開放やイベントの実施なども考えられるかもしれない。

 もちろん、こうしたことと併せて、本来的には、各家庭での節電の「取組とその効果」を「見える化」し、必要以上でも以下でもない、適量の節電ということを、正しく伝える努力が行政に求められる。

 今のままでは、「節電って言われてもよ、こんたにアッチーば、なんともならね、エアコン止めるわけにもいかねーしよ、なんともしかだねー、まあ、家一軒が普通に使っても、なんとかなるべ」
 ということになりかねない。

 照りつける日差しに打ち克つ「知恵と知識」。この数週間が勝負だ。

 話は変わり。
 先日、この場でお話をしました県政報告会。
 まずは第1回目の日程等が決まりました。
  日 時 : 7月24日(日)夕方4時
  場 所 : 暖団家 仁井田店(秋田市仁井田新町1−5−15)

 4時から5時までの1時間ほど、県政報告会(参加者との意見交換なども含む)とさせていただき、これは無料となっておりますので、日曜の夕方というゴールデンタイムで恐縮ですが、もしお時間がありましたら是非多くの皆さまからご参加いただけましたら幸いです。
 なお、県政報告会終了後、ささやかですが会費制での会食も予定しております。こちらのほうは事前にお申し込みをいただく形となっておりますので、メール・電話等でお名前等をお知らせいただけましたら幸いです。

 この24日が第一弾となっており、この後も8月にかけて数回の報告会を各地で予定しています。決まり次第またご案内させていただきます。
   

 

スマホ。

2011年07月10日

 遅ればせながら、スマホ、になりました。

 とはいえ、さっぱり使い方がわかりません。
 購入初日から既に投げ出しそうになる気持ちをぐっとこらえております。

 これまで、ごく普通のソフトバンク携帯を使っておりましたが、山間部での通信にそもそも難があったことに加え、先の震災の際、ワンセグが観れなかったり、PCが役に立たなかったり、ということで、私の「情報受発信能力」の低さを痛感させられたため、「スマホ」なるものに変えなければならないという判断に達しました。

 しかし、私自身、昔からあまりこの手のツールに興味がなく、未だスケジュール管理さえ、分厚い手帳を持ち歩いて管理していることに、何の不便も感じていないアナログ人間のため、使いこなそうというモティベーションがそもそも低いのが難点です。
 新しいモノ、新しい家電、そういったものも私の脳内アンテナには全くひっかかることがなく、今の携帯もかれこれ4、5年は使い続けているのです。

 そんな中で購入した、ドコモのXPERIA acro。
 取り扱い説明書と格闘する根性も時間もありませんので、どなたか、こいつの使い方を私に手取り足取り教えてくださる方はいらっしゃらないでしょうか・・・
 先日、某NHKでタコの知能の高さを取り上げた特番があり、その学習能力の高さに口をあんぐり開けてしまいましたが、今、完全にタコに見下されている気がします・・・

 これを使いこなせるようになり、新しい電話番号やメールアドレスなど、ある程度皆さんに認知していただけるようになるまで、当面、今までのソフトバンク携帯も解約せずに持っておこうと思いますので、仕事等で皆さまにご迷惑をおかけすることはないと思います。

 それにしても、購入当日、ただの1円も支払いせずに、5万円を超える携帯電話が手に入るというのは、なんだか不思議な気持ちがします。
 これでいいのかな、という多少の罪悪感というか違和感というか・・・・・
 考えが古いでしょうかね。

 まずは、充実した議員活動ができるように、この物体を有効活用してみます。
 

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職し、秋田市長選挙に挑戦。
令和5年4月
政治家として再始動を決意。
現在
秋田市横森在住。

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