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言語道断。

2012年01月13日

 野田内閣の閣僚交代があった。
 こうしてコロコロと閣僚が交わることは、単に政治不信や政治の停滞を招くばかりで、本来「百害あって一利なし」と言わざるをえない。

 それでも交代させた。
 その責任を政府与党は負わなくてはいけない。国民の皆さまからの批判も甘んじて受けなければいけない。

 しかし、だ。
 「協議にすら応じない、ただちに選挙をやるべき」と念仏のように繰り返すばかりの野党自民党、公明党の無責任ぶりもまた、国民の皆さまからの批判に十分に値する。

 1000兆円に上る借金を積み、財源も確保せずに社会保障費への財政投入を増やし続けた挙句に、その社会保障制度の改革も先送りしてきた。
 業界団体となれあい、税制の軽減措置や特例措置を次々と用意し、「あるべき税制」の構築や「耳の痛い話」も避けてきた。
 こうしたことを、どこか別の国の歴史であるかのように、「知らぬ存ぜぬ」と決め込む厚顔さ、図太さが自民党の自民党たる所以であるということか。
 たった3年前まで、50年という歳月にわたって政権を担ってきた政党が、反省も自戒もなく、ただただ選挙を目的とした集団と化したのだとすれば、国民の一人としても、大変に嘆かわしいことであるし、自民党よ、たった3年でプライドも失ったのか、と問いたくもなる。

 TPPのときもそうだった。「交渉そのものに参加することにも反対」
 今回の税と社会保障についても「協議にすら応じない」

 議論さえしない、という政党ならば、そこに所属する国会議員の方々は今すぐ全員辞表を出してもらいたい。給料を全額返納してほしい。ほかに意見を言いたい人、無報酬でもいいから論戦に参加した国民は山ほどいる。
 政治家が、議論や論戦をせずに何をするのか。
 議論しない国会議員は、サボタージュであり、与野党問わず、議員としての最低限の責任さえ果たしていないのであり、議員たる資格はないと私は思う。言語道断、である。

 今、国民の皆さまが求めているのは、「結論を出すこと」ではないか。
 子育て支援という社会保障、就労支援という社会保障、年金や介護という社会保障・・・・人が生きていく、そのステージごとの、生涯を通した社会保障が安定的なものになるならば、安心して生きていくことができるならば、一定の増税は是認していただけるのではないか。
 そうした社会保障制度を創る、そのための財源を生み出すための、「公務員制度改革」や「議員定数削減」であり、そして「増税」のはずだ。

 こうしたことについて政治家が議論し、国民の皆さまにその議論の過程をオープンにし、全体像を作り上げ、その全体像について、国民の信を問う、これが本筋ではないか。
 国会が、そうした議論を放棄し、ただ、増税賛成か反対か、などという空疎で薄っぺらな争点で、総選挙に突入するならば、国民の皆さまは一体何をよりどころに、増税の賛否や、自分たちの将来を選択すればいいというのか。

 これではまるで、「政策集団」どころか「選挙集団」ではないか。
 社会保障の充実や安定は、少子化、高齢化、過疎化にあえぐ秋田県のような地方においてこそ、必要不可欠、待ったなしである。
 どこかの知事さんも、国民の信を問え、などとステレオタイプなご発言をされる前に、秋田県における「税と社会保障の一体改革」の意義や必要性、切迫性についてこそ、語っていただきたいものだと思う。

 恐ろしいのは、経済のデフレスパイラルではなく、「批判」と「選挙」の繰り返しという「政治のデフレスパイラル」だ。
 
 

秋田港。

2012年01月10日

 秋田港と同じく、日本海側拠点港に選らばれた新潟港。
 新潟市などが主催し、今月31日に東京でシンポジウムを開催するとのこと。
 参加対象者は、製造、小売り、物流業者など300人で、首都圏の荷主企業・物流業者に対し、東日本大震災を契機に、今後の備えとして平時からの新潟港の利活用が災害リスク分散につながることを提案し、積極投資を呼び掛けるようだ。

 ひるがえって我が秋田県。
 拠点港に選ばれたことについて、「その効果や目的、メリットが明らかでない。」とその選定について懐疑的なご意見をお持ちの議員の方もいらっしゃるようだ。
 とはいえ、今の秋田県において、秋田港が1つの活路であることは誰の目にも明らか。
 分からない、と足踏みをしている間に、他の地域は、その「分からない」中ででも、したたかに動いている

 国政でしかできないことはもちろんあるだろう。
 しかし、県政でできることはもっとある。
 県政において議論すべきことももっとある。

 酒田港が同じく拠点港に選ばれたが、山形県は能代港をうまく利用した。
 少なくとも私はそう思っている。
 酒田港からは、中国に米を輸出できる体制が整えられているが、秋田港にはない。
 中国は何かと難しい国だが、難しいと言って手をこまねいていてはこれまた進まない。
 岸壁や防波堤の整備は国の仕事になるが、荷主に対するアプローチや、そのための支援措置などは県の政策となる。

 県政の場において、是非、前向きな議論を期待したい。

 秋田が独立国なら、というぐらいの気持ちで物事を考え、視野を広げ、その上でぶつかる現行制度や法律や国の規制があるならば、噛みついてでもそれらを変えさせるぐらいの気概と「あきたびじょん」もとい、「秋田のビジョン」が秋田の政治家全員に求められる。
 そこには与党も野党もない。

通信簿。

2012年01月08日

 今日、20数年ぶりに小学校時代の恩師にお会いすることができました。

 連絡先や住所がわからず、尋ねることができなかったのですが、ひょんなところから住所を知り、訪問することができました。

 覚えていてくださるだろうか、どのような反応をされるだろうか、と内心非常に緊張し、呼び鈴を押しましたが、、今年80歳とは思えない大変元気なご様子で出迎えてくださいました。

 開口一番、
 「おめでとうー、本当によかったわねー。頑張ってるご様子で。」
 とおっしゃってくださり、覚えていてくれたことが心から嬉しく、そこから1時間ほど、想い出話などに花を咲かせることができました。

 母子家庭で育った私は、当時、その先生からいろいろと親身に相談にも乗っていただき、支えてももらいました。
 高校に入ってから、自分の進路を漠然と考え始めたとき、その当時の記憶がよみがえり、自分もあのような教師になりたい、と思い、教育学部に進学をしました。
 教師を目指していた自分が、自分の未熟さに気付き、自己研さんと社会勉強の意味で、公務員を志向するようになり、そこでの経験や想いから、今の政治の仕事を選んだというのは、振り返ってみても、自分でも予想だにしなかった人生を歩んでいるわけですが、

 「あの当時、先生によくしていただいたことが、今の自分を作った原点です。これからもずっとお元気で私の先生でいてください。今の仕事を一生懸命やりますので、先生から、今度は私の仕事に対して通信簿をつけてください。」
 とお伝えすることができました。

 先生は、「純くんの通信簿はつけたけど、沼谷純に通信簿つけるなんて無理よ」と明るくお答えくださいましたが、最後に、
 「今は、テレビを観ても、新聞を見ても、政治が足の引っ張り合いばかりしていて見苦しいものね。私たち庶民は、観たくないと言ってチャンネルを変えるぐらいしかできないわ。」と笑いながらおっしゃいました。

 決して荒々しい言葉ではありませんでしたが、むしろ、その穏やかな言葉の中にこそ、政治に身を置く者として、強く受け止めなければいけない現実があると思いました。
 何よりも国民、県民の皆さまのためにあるはずの政治が、その国民、県民の皆さまから、見放され、諦められるようになってしまったら、政治は「無価値」になってしまう。
 政治家が政治を無価値にしないように、自分たちを無価値にしないように、国政、県政、市政それぞれの場で最大限の努力をし、そして、努力だけではなく結果を出していかなくてはいけない。
 政治が見捨てられるのが先か、政治が結果を出すのが先か、そのレースには絶対に負けられません。

 斎藤先生、全力で頑張ります。

 

 

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職。
新しいステージへ挑戦。
現在
秋田市横森在住。

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