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とある会話。

2012年01月03日

 年末年始からの大雪の後、昨日は一転して、気温が上がり雨模様。
 秋田市内の生活道路は深い轍にタイヤを取られ、動けなくなった車などが続出しました。
 私が住む地域でも、路線バスが動けなくなって除雪車に牽引してもらう姿が見られるなど大変な混乱ぶりでした。

 市内一斉除雪で、除雪車は昨日今日とフル稼働しております。
 昨夜、ある場所で除雪車の運転手の方から声をかけていただきました。
 「おめ、沼谷純だが?」
 「はい、そうです(笑)」
 「民主党もよいでねーども、自民党も今まで自分たちでやってきたことみんな棚に上げて、好き勝手に言ってる、あれだばダメだ。」

 新聞やテレビなどで、解散総選挙を煽るような報道が最近多いわけですが、国民の皆さまの中には、「民主にも失望したが、自民にはとっくに失望している」という方も多いのではないかと思います。
 この原因を、民主主義の限界、議員内閣制の問題、選挙制度の制度疲労などと様々なことに求めることはもちろんできるわけですが、私は次の選挙は、単に自民か民主か、といった選択というよりは、現在の選挙制度をはじめとした「日本の民主主義」の仕組みを改めるかどうか、改めることができる人物かどうか、という選択になるのではないかと思っています。

 いくら、今の政党や選挙制度をベースに投票をしても、結局、今の仕組みが続く限りは、不安定な政治情勢や、選挙後の離党やら入党やら、選挙前の駆け込み新党、野党の問責決議の乱発みたいな状況が続き、国民の政治不信は変わらないでしょう。

 政界再編なども言われる中では、「政党選択」の選挙というよりは、選挙制度改革など、今の政治の仕組みそのものを変える、それを誰に託すかという「人物選択」という選挙にすべきだと私は思います。
 大統領制がいい、という人もいるでしょうし、少なくとも4年という期間は政局に明け暮れることなく総理大臣が政策に邁進できる安定的な体制を作るべき、という人もいるでしょう。
 今の小選挙区制や比例代表制がいいか、もちろん国会議員定数の問題もあるでしょう。
 単なる政治批判や政治不信ではなく、新しい政治の仕組みを作るための議論がもっともっと起きていくべきでしょうし、そういうビジョンをそれぞれの政治家、候補者の方々が自分の言葉で語ってもらいたいと思います。
 もちろん、私も地方議員の立場ではありますが、現在の政治の仕組みについては、いろいろと考え、発言もしていきたいと思っています。

 運転手の方はこうもおっしゃいました。
 「おめもがんばれ。佐竹さんにもっと気合入れねばダメだ。あの人も結局自民党だからよ。」
 「ところで、おめ、少し顔丸くなったな・・・・」

 県議会でも、体重管理でもさらに頑張りたいと思います・・・・
 初対面で国政から私の体重変化まで鋭くご指摘いただいた、あの方に深く敬意を表します。

 

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職し、秋田市長選挙に挑戦。
令和5年4月
政治家として再始動を決意。
現在
秋田市横森在住。

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