今日、民主党県連の常任幹事会が開催された。
私は所用があり、出席できなかったが、本県でも2名の離党者が出たことによる組織内の人事や、今後の選挙対応などについての話し合いがあった。
結果、民主党として空白区となる秋田3区について、候補者を擁立していくという方針が確認されたようだ。
私自身、先週の離党騒ぎの最中に受けた取材において、「当然、民主党として3区に候補者を擁立し、選挙戦を戦うべきだ。」とお答えしたし、当然の帰結であると思う。
よく、政権与党として、様々なことについて「責任」ということが言われる。
私は政権与党の責任というのは、政権を担っている、選挙の結果を受けて国民の皆さまの負託をいただいているその期間、その政権運営のみに存在するのではなく、その運営結果についての審判を受けるところ、そこまでが「責任」の範囲であると思っている。
つまり、政権与党として、できたこと、できなかったこと、様々あっても、その結果について、説明をし、あるいはそれに対するご意見やご批判もいただきながら、対話をし、訴えていくということが政権を預かった立場における最低限の責務であるということだ。
仮に、解散総選挙となったときに秋田3区で民主党の候補者がいなければ、有権者の皆さまは、民主党に対する批判すらできないという結果になってしまう。
この3年間の成果・結果を説明する人間もいない、批判や賛同を受け止めるべき人間もいない、という選挙を政権与党はやるべきではない。
そういう思いを私は持っている。
秋田1区、2区、3区、堂々と戦っていきたい。
私自身、何の力もないが、3.11直後のあの重苦しい空気を掻き分けるようにして民主党公認候補として選挙戦を戦った人間として、やれることを全力でやっていきたい。