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9月議会に向けて。

2012年09月06日

 明日から9月定例議会が始まる。

 新聞報道によれば、佐竹知事の再選出馬表明があるようだし、職員の給与カットを前提とした雇用対策の全体についても議論されることになる。

 毎回のことになるが、私なりに今議会に向かう自分なりのポイントを整理しておきたいと思う。

 まず、佐竹知事の再選出馬に関して。
私としては、今議会においてこのことについて特段何かを言う立場にも段階にもないだろうと思っている。
とは言え、一般質問等でこれまでの県政運営についての評価や、あるいは再選に向けた決意などについて、いろいろと語られるであろうから、しっかりと拝聴しておきたいと思っている。

 もう1つ、給与カットと雇用対策について。
これについては、「静観」というわけにはいかない。もちろん、私以外にも多くの議員の方がこれについて議論、質疑をされるであろうし、現時点で私の考えや意見は控えて、まずは、県の雇用対策の概要について、ここで記しておきたい。

 対策の概要としては、

 ・これから2年間で5000人の雇用を創出する。
・そのための予算は総額で108億円を想定。
・5000人の雇用創出を図れば有効求人倍率は0.7倍程度であり、これは   現下の有効求人倍率とほぼ同程度である。
・108億円の予算総額のうち、最も大きい事業は、「緊急就職サポート事業」の40億円。これは、県内企業が離職者を雇用した場合、雇用開始から半年程度の給料を県が企業に助成する(半年で100万程度)。
・このほか、新たな事業展開への支援として、企業の農業参入や、コールセンター誘致への支援など。

 そして、これら108億円のうち、約39億円は職員の給与カットによりねん出する。
なお、給与カットは、今年の11月から、24か月間を想定。
平成24年度(11月〜来年3月)までのカット額は約8億円。
平成25年度のカット額は約19億円。
平成26年度(4月から11月)までのカット額は約11億円となっている。

 こういったことが雇用対策とその財源についての概要である。

 このほか、例のクマ牧場の件だとか、いろいろあるが、やはり、この雇用対策とその財源をどうするか、ということがこの9月議会の一大テーマだろう。

 しっかりと向き合っていきたい。

 

 

青い鳥。

2012年09月03日

 維新の会の「維新八策」の全文を読んだ。

 評価できる点、できない点がもちろんあるが、根本的な問題点として、「時間軸」が全くない政策集というのは大変問題だと感じた。

 たとえば、国会議員の定数を半分にする、ということについても、これが、道州制をはじめとした諸々の国と地方の関係を整理・合理化した上で、ということになれば、少なくとも、次の衆院選後の4年間では実現できないだろう。

 そういうことをせずにいきなり半減、というのは、幻想である。

 また、地方の自立の名のもと、「地方交付税を廃止する」ことや、その代わりに消費税をすべて地方に渡して、地方自治体間でうまく調整してくれ、ということについても、実現までに要する時間や、否定的な地方自治体との調整という意味で、同様だ。

 

 さらには、「超簡素な税制」として、フラットタックスを掲げているが、これはつまり、税率を一律にするということであり、年収1億の方も、年収200万の方も、同じ税率で良いということになる。

 累進課税をやめれば、確かに簡素な税制にはなるが、これで国の財政や、国民の負担と受益の関係、社会保障制度などが保たれるとも思えない。

 いまどきの若者じゃあるまいし、「超」などと枕言葉を付けて遊んでいる場合ではないのである。

 ほかにも言いたいことは山ほどあるが、この維新八策は論理的に穴だらけであるし、政策の中身が所詮、大都市「大阪」の範囲を出ていない。

 日本を変える、地方を変える、統治機構を変えていく、という方向性には私自身大いに賛同するものだが、せめて来たるべき選挙までにはもう少しマトモな公約が出てくることを期待したい。

 政治に「青い鳥」は存在しない。

 しかし、今の日本の閉塞感や不安感の中、国民の皆様は青い鳥を探し続ける。

 夏の青空のように真っ青ではないかもしれないが、少なくとも「赤」ではない「青」と呼べるものを、政治という生々しい世界、人と人が生み出す世界の中で何とか踏ん張って作っていきたい、と私自身思う。

 

 

心を定めて。

2012年09月01日

 県議会から、中泉議員が来夏の参議院議員選挙に出馬されるということが決まったようだ。

 民主党からは松浦大悟さんが再選出馬を目指すことになるだろう。

 どちらもお若い。
 どういう結果になるにせよ、そのときの政治情勢がどうであろうと、私個人としては、若い人間に頑張ってもらいたい、という想いがある。
 その意味では、よく出馬を決心されたと心から敬意を表したい。

 何と言っても政治の世界において、「若い人間」はマイノリティに置かれている。
 それが先進国の中でも、「高齢者に手厚く、若年者に薄い」社会保障制度の一因にもなってきた。

 だから、この国を、次の世代にしっかりとした形で繋いでいくために、今日、おぎゃーと産まれた子どもが社会に出る20年後のことを見据えた政治ができる人間にこそ、これからの国政を担ってほしいと思う。
 自分の政治生命の「上がり」のように、1期、2期やってお茶を濁すような、そんな国会議員を国政に送り出すことだけはしてはいけない。

 衆議院だろうと参議院だろうと、20年後を語れる政治家、20年後に責任を持てる政治家が、真剣に政策論議を交わして、選挙を戦っていただきいと痛切に思うし、出来れば「民主党に任せられない」とか「自民党を再生する」といった「政党の相対論」を語るよりもまずは、「日本をどうしたいか」という未来へのメッセージを有権者の皆さんに発信していってもらいたいとも思う。

 さて。
 それよりも。
 私には私の「本分」がある。ほかの方のことをあれこれ言う前に自分がやるべきことをやらねば、いい笑い者になってしまう。

 来週から始まる9月定例議会。

 また、私自身が想うところは明日以降ここに記していくつもりだが、今回の議会は、私にとっては特に「心を定めて」いかなくてはならない議会になりそうだ。
 自分の心、筋を試される場面が出てくるだろうと予想している。
 地に足をつけ、心を定め、 県政と、そして自分に向き合いながら1カ月を濃密なものにしていきたい。
 

 

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沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
令和3年2月
秋田県議会議員を辞職。
新しいステージへ挑戦。
現在
秋田市横森在住。

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