明日から総括審査が始まる。
毎度のことであるが、知事や部長らとの一問一答方式、どういう問いが議員から発せられるか、あるいはどういう答えが知事から返ってくるかわからないという点において、まさに「やらせなし」のディベートである。
今回は、私を含め12人の方がこの総括審査に臨むことになった。
以前の書き込みをご覧になっていない方などのために、繰り返しになるが、総括審査の仕組みを簡単に記す。
総括審査は、各会派ごとにトータルの持ち時間が決まっている。これは会派の議員数に比例しており、我が民主党会派は18分しかないが、自民党さんではその数倍の時間が与えられる。
この持ち時間をどういうふうに、何人で使うかは各会派の自由だ。
当会派では今回、私一人がこの18分を全部使って総括審査を行う。
12月議会、2月議会、と今後も総括審査は行われるが、3人の民主党議員が分担しながら登場することになる。
うちの会派では、年度当初に、いつの議会で誰が一般質問をやり、総括審査をやるか、は予め決めてある。
決めておけば、そこに向けて自分でプランを立て、政務調査をし、政策を練るスケジュールが組めるからだ。
少し話が逸れてしまった。
結果、それぞれの会派から議員が選ばれ、12人が総括審査を行うわけだが、今回は、このうちの半分、6人が雇用対策を取り上げることになった。
県庁職員の給与カットを財源の一部として行う雇用対策について、その是非や妥当性が議論されることになるだろう。
私は、以下の5点を今回取り上げることにしている。
1.雇用対策と給与カットについて
2.イオン出店計画について
3.秋田港の利用促進について
4.東京のアンテナショップ(美彩館)について
5.大学行政のあり方について
タイトルのみで、漠然としていることは大変恐縮であるが、ここで1つ1つすべてについて書いてしまうとせっかくの「やらせなし」の総括の醍醐味がなくなってしまうので、これについては総括後の事後報告とさせていただきたい。
なお、私の出番は、10月1日(月)の11時過ぎからの見込みだ。
「見込み」という漠然とした表現は、私の前の質問者の方が複数おられるので、時間が前後する可能性があるためだ。
私にとっては、4回目の総括審査となる。
当選後6回目の定例議会で4回目の総括審査というのは、平均よりは多いかもしれないが、何と言っても、量より質、ということで、質の高い質疑ができるように努めたいと思う。