ブログ

政治のデフレ。

2014年02月17日

 週末に、とある団体の祝賀行事に参加した。

 団体発足から50年を祝うもので、大変盛大に開催され、佐竹知事ほか、本県選出の国会議員の方々も臨席され華やかな式典となった。

 その中で、ただ1つだけ気になったことがあった。

 国会議員の方々が、ご挨拶をされる中で、国政のことを全くと言っていいほど語らなかったことだ。

 ある方は、秋田港に予算がついたと言い、ある方は、自分とその団体との繋がりの深さを中心的にお話をされた。さらには、「○○議員をよろしく」といった選挙運動まがいの発言まで飛び出したのには少々驚いた。

 いずれ、団体の記念式典だから堅苦しい話はなし、ということも解らないではないが、商業関係者の団体であるのだし、国会がスタートしている中でもあるわけだから、地方の経済対策をどうするか、日本の外交防衛やとりわけアジア諸国との冷え切った今の関係をどう立て直していくのか、あるいは、消費増税の影響と対策といったことなど、知事や地方議員では語れない、国会議員にしか語れないことが数多くあったのではないかという気がする。

 当然のことながら、選挙の際には、一票を投じていただくために、有権者に身近なテーマや話題を選んで語ることも必要だろうし、そうした面での実績を強調することも必要だということは私とて十分に理解する。

 しかし、ひとたび選挙を終えて、絶対安定多数を手にした政権与党ならば、堂々と、今の日本、今の国政の姿というものを県民に伝えてほしいと思ってしまうのは私だけか。

 国会議員が国ではなく都道府県レベルのことを語る、県議が市町村レベルのことを語る、市町村議員が町内会長レベルのことを語る、ということになっては、まさに政治の劣化とデフレスパイラルは止まらないだろう。

 「デフレからの脱却」は経済だけではないのかもしれない。

 そんなことを考えさせられたし、我が身をふりかえり、襟を立たして明日からの2月議会に向かわねば、との思いを強くした。

買い替え。

2014年02月13日

 眼鏡を買い換えました。

 ご報告をするようなことでもないのですが、たまにはこんな話題でも、と思い。  

 自分で言うのもなんだが、物持ち?が非常によい。服もサイズが合わなくなったり破けたりしない限り、あまり流行り廃りに頓着なく10年も15年も前に買ったセーターなどを平気で着ている。 

 靴もそう、背広もそう、カバンから携帯から、およそ身の回り品は「ダメ」になるまで何年でも使い続けてしまう。なんとなく、とか、流行に合わない、というような理由で買い換えることはほとんど皆無。  

 ということで、買いに行った眼鏡屋さんの店主がびっくりするほど、傷だらけになった眼鏡をようやく新しいものに買い換えた。

 似合うかどうかはさておき、傷だらけで何を見るにも見づらかった「視界不良」からはようやく解放されたことで一安心。またしばらくはこの眼鏡にお世話になることになるが、眼鏡を変えて視界良好になったように、政治情勢のほうは何かを変えて「視界良好」とは簡単にはいかないだろう。

 先日、福島で開かれた民主党の党大会も、再生に向けたスピード感や具体的手立ては残念ながら見えなかった。東京都知事選の結果でも明らかなとおり、国民と政治との距離は離れる一方、国民は「自分の生活」という一点においてのみ、かろうじて政治と繋がっている中で、残念ながら原発よりも景気と福祉が関心事となったことは容易に想定できたことであった。

  野党再編も、「原発」という単一の軸だけで離合集散を繰り返すようでは視界不良は続くだろう。アベノミクスが景気や経済の「量的拡大」を目指しているならば、暮らしの「質的充実」を最優先に掲げ、政策を鍛え上げていくことが視界を拓く唯一の道ではないか、そんな気がしてくる。  

NHK問題に思う。

2014年02月08日

 NHKのトップ、経営委員らの一連の言動について、思うところを書きたい。

 「政府が右と言うものを左というわけにいかない」と就任会見で語った新会長は、その発言を私的な発言として取り消した。また、作家である経営委員は、都知事選の応援演説において、自分が応援する候補者以外の候補者を「人間のクズ」と断じた。

 NHKは、公共放送であるが国営放送ではないし民放でもない。放送内容について、特定の企業や団体はもちろん、政府からも独立性・公平性を保つため、スポンサー料や国の補助金といったものを受け取っていない。

 それに代わって、我々国民が、受信料を支払い、NHKの運営を支えている。つまり、我々は、受信料という義務と引き換えに、「公正中立な情報」「偏りやおもねりのない客観情報」を知る権利を得ていると言ってよい。

 逆に言えば、政府の意向に沿った放送しかできないNHKならば、それは我々の権利が侵害されていることであり、NHKという存在の根幹を否定するものになる。就任会見での発言が私人のつぶやきであろうはずもなく、こうした思想を持っている人間がNHKの経営・放送に責任を持つことになったことは、大変大きな問題だと私は思っている。

 その会長を選ぶのは経営委員の権限なのだが、その経営委員の言動がまた聴くに堪えない。応援演説で南京大虐殺をはじめ自らの歴史観を披露したところよりも、自分が支持しない他の候補者を「人間のクズ」と言うような品格、人格の持ち主が公共放送の経営委員というのだから開いた口が塞がらない。

 現行の選挙制度に様々な問題点があるとしても、選挙が民主主義の根幹でもあることは確かなのだから、こうした言葉で異なる思想を持つ者を誹謗中傷することは決して許してはならない。こういう低俗な人間がNHKの経営をし、会長の選任を行う責任を持っていること、そしてこの経営委員に、我々の受信料から年間500万の委員報酬が支払われていることに憤りを覚える。

 選挙制度を愚弄する者に報酬を払うために私は受信料を払っているのではない。

 そして、この経営委員を任命したのは安倍総理だ。政府は、こうした会長や経営委員の言動に特段問題はないとしているが、これが問題ないのならば、今すぐ、NHKを国営放送にし、存分にプロパガンダをやっていただければよい。そうすれば、せめて我々国民は受信料を負担せずにすむ。

 品格も見識もない者を、自らの「右」に添うという理由だけで公共放送の経営陣に送り込むような真似をする国家の最高権力者の見識もまた疑われるべきものだろう。

カレンダー
2014年2月
<<1月   3月>>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -
最新の記事
カテゴリー
アーカイブ

沼谷 純はこんな人!

昭和48年3月
秋田市生まれ。仁井田育ち。
平成7年4月
秋田県庁入庁、企画調整課配属。
平成22年12月
政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
平成23年4月
秋田県議会議員に初当選。
現在2期目。
現在
秋田市横森在住。

詳しいプロフィールへ

事務所ご案内

〒010-0951
秋田県秋田市山王5-14-2
山王土地ビル1F

TEL 018-883-3383
FAX 018-883-3384

Googleマップへ