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2019年11月24日
考慮。
辞書を引くと、「いろいろな要素を含めてよく考えること」とある。
イージス・アショアについて、先日、佐竹知事と菅官房長官が面談した際、官房長官が「住宅地との距離を考慮して評価するように」と指示したとの記事が掲載された。
このことについて、私のコメントも記事には掲載されていたが、改めて、ここでもう少し私の受け止めを補足して説明したいと思う。
原点に立ち返れば、イージスの国内配備について、その適地がどこかという話から出発したとき(そもそも国内配備は不要という議論はここでは論旨がずれるのでしないが)、当然、配備地の選定に当たっては幾つもの条件や要素、イージス自体の性能や有用性など様々なことを「考慮」して、決定していかなくてはいけない。
これまで、「住宅地との距離」ということはその選定の中に「ものさし」として入っていなかったという意味では、そのものさしが後から、この段において加えられた、ということはそうなのだろうと思っている。
しかし、そのものさしは防衛省が従来から示している「早く」「安く」配備できる「日本海側」の「平坦」な「一定面積以上」の土地、という幾つものものさしの1つに加わったに過ぎないのか、そうした従前の条件や要件以上に「住宅地との距離」が最優先の条件とされるのか、は全く明らかではない。
つまり、「住宅地との距離」というものさしのプライオリティや科学性は全く示されておらず、これがただ冒頭に辞書を引いたような国語的な意味合いに留まるならば、これは基準や条件とまでは言い難く、「考慮したが、結果的に新屋が消去法で残りました」というロジックは大いにあり得ると私は思っている。
「考慮」という国語を、「基準」という科学に変換する必要があると私は考えている。
新屋に配備すべきではない、誰がなんと言おうと私の信念は変わらない。
引き続き、最大・最善の政治活動を行っていくつもりだ。
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- 秋田市生まれ。仁井田育ち。
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- 秋田県庁入庁、企画調整課配属。
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政治を志し、秋田県庁を脱藩!
(退職)
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秋田県議会議員に初当選。
現在3期目。
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