一般質問の初日。
3人の方が登壇された。
その質問に答えて、佐竹知事が来春の知事選への出馬を表明された。
現在、民主党としては、この4年間の佐竹県政の総括をしている途中だ。
最終的にどういう総括をし、知事選に対してどういう形で臨むかは、今少しお時間をいただくことになろうかと思う。
私自身、佐竹県政に関わり、あるいは、間近に見てきて、思うところは多々あるが、今の時点ではそのことを述べるのは控えたいと思う。
ただ1つ言えることは、地方において、国政選挙以上に首長選挙は重要だということだ。
大統領制とも言える地方自治体では、何事も首長次第、と言っても過言ではない。
そして、その首長は県民の皆様の直接投票によって選ばれるのであり、まさに地方自治体における総理大臣を住民自らの手で決める、ということになる。
維新の会では、首相公選制を掲げているが、地方の首長をしっかりと評価し、選択する「住民の目」がなければ、首相公選制など夢のまた夢、「画餅」でしかない。
それこそタレント知事やタレント議員の延長で、タレント総理大臣が誕生するだけだ。
是非、賛否いかなる判断、意見であろうとも、来たるべき知事選に向けて、これからの半年、県民の皆様にはしっかりと佐竹県政の評価をしていただきたいと思う。
余談であるが、県内市町村の首長選挙もちらほら実施されているが、「無投票再選」が続いている。
政治にかかわるものとして、正直、これでいいのかな、という漠然とした不安を抱くこともまた事実だ。
秋田を「ゆでガエル」にしてはいけない。
そのことだけは強く思う。