西日本で記録的な大雪をもたらした低気圧は、その勢いで本県にも大雪をもたらした。
県都秋田市でも交通混雑、交通事故などが多発し、私も昨日だけで何度もスタックし動けなくなっている車を目撃し、一緒に車を押したりなどもした。
今日からはまた一週間の始まりということで、通勤・通学や仕事などで昨日にも増して、交通渋滞が起きているようだ。
雪に強いとは到底言えない街、秋田市。
豪雪のたびに市民の暮らしに大きな影響が出てしまうが、私自身が一時期暮らしていた青森市などとは残念ながら雪に対するハード・ソフトの対策が随分違うように感じる。県内でも横手市や湯沢市など、豪雪地帯の市町村では、流雪溝の整備など街のインフラとして雪対策が進められてきたため、やはり秋田市とはずいぶん違いがある。
とは言え、あれが足りない、これが違うと嘆いてばかりいてもラチがあかないわけで、では、どうするか、ということになる。
流雪溝や消雪パイプなどを秋田市の道路にこれから整備していくというのは時間的にもコスト的にも現実的ではない。
できるとすれば、除排雪作業そのものの効率化、とりわけ排雪の効率化だろう。
私なりに考えていることがあるので、調査を進めて具体的に政策提言していきたいと思う。
思い起こせば、今から4年前の2013年の冬も秋田市は大雪で道路状況は惨憺たる状態であった。
どういう神様が秋田市の上空にいるのかは分からないが、この雪の神様は選挙がある年に限って、大雪を降らせるらしい。
そんな冬空を見上げながら、しばし、私も雪と格闘する日々が続きそうだ。