平成30年。
「ああ、もう平成も30年にもなったのか」と昭和生まれとしては何やらしみじみとした気持ちにさせられる新年。
少し前まで、平成生まれの社会人や同僚と出くわすと、レアポケモンにでも遭遇したような驚きを感じていたものだが、もう平成元年生まれの社会人なら組織の中では立派な働き盛りというところか。
私自身、昨年は悩みの多い、変化の多い1年だった。
昨年4月に行われた秋田市長選への出馬を考えたが、悩んだ末、出馬を断念した。
その後、10月の衆院選を経て、これもまた悩みに悩んだ末に、7年間、支え続けた民進党を離党し、無所属の政治家となった。
こうした中で、改めて政治の道の厳しさ、険しさを感じ、そしてまた、政治家の出処進退というのは、誰のせいでもなく、己1人の責任と決断であり、その結果起きることも全て己自身に帰結するものだということを痛感した。
そうした意味で、自分が昨年した2つの決断が、今後の自分の政治活動や人生にどのような影響をもたらすのかは不明であるが、どうなろうとも自らの責任として受け止めて進んでいかなくてはいけないという思いは持っている。
有権者の皆さまからいただいた県議会議員としての私の2期目の任期も、いよいよ4年目となる。
2期8年という政治的時間を有権者の皆さまから与えていただいたことの結果、成果を出していくべき時期にもなってきている。
自分なりに実現できた政策もあるが、まだまだ力不足でもあり、なんといっても秋田の根源的、根本的な課題である人口減少や地域活力の低下の解決に向けて、特効薬はないとは言え、もっともっと寄与しなければならないとも思う。
議会の中での政策的な活動も、議会の外での政治的な活動も、共に質と量をもう1段高めて、平成30年を駆け抜けたい。
元旦からの街頭活動に、多くの方からご声援をいただきました。
今年は、街頭活動の量を多くして、剥き出しの沼谷で皆様から様々なご意見をいただければと考えています。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。